松江市

【松江】おいしいがつまったこだわりショップ「八百万マーケット カラコロ店」

海に面するだけでなく、中国山地の山間もある島根県にはおいしいものがたくさん!

でもお土産屋さんに行くと、特定の名産品にしか出会わなかったりということも起きがちです。

そんなジレンマを解消してくれるのが、カラコロ工房1階にある八百万(やおよろず)マーケット。

名前のとおり、あらゆるジャンルの「おいしい」がたくさんつまっている場所。買い物するもよし、その場で食べるもよし、自由な空気も魅力的です。

カラコロ工房正面の右手に入り口があり、入ってすぐのスペースは買い物を楽しめるマーケットエリア、奥にテイクアウトもできるキッチン・カフェエリアがあります。

こだわりの商品がそろうマーケットエリア

マーケットエリアは、島根県内の生鮮食品や、加工品、工芸品などを購入できるエリア。

なかでも目を引くのは、松江の空気を表したような美しい色合いの焼き物の数々。

食材を買うときはあまり食器のことまで気が回りませんが、盛り付けのときに食器がいい加減だと、いくらいい食材でもテンションは下がるもの。

ご当地で恋した食器と一緒に買う♪というのは、とってもわくわくしますね。しかも食器はずっと使えるもの、思い出がスライドするように続いていくのです。

陶器のほかにも、アクセアりーやお店のロゴが入った商品など、幅広い商品がたくさんそろっています。

そのすべてから感じられるのが「セレクト」感。お土産品として作っています!ではなく、松江圏域のいいものをどうしたら知ってもらえるかという観点で作られています。

ただおいしい、有名といったことだけでなく、キレイでつい手に取り、誰かに話したくなってしまう、そんな商品ばかりが並んでいるんです。

商品の美しさは見ているだけでも楽しいですが、ひとつひとつをしっかり見ていくと、出雲地方の歴史やそこに住む人たちが浮かび上がってきます。

松江市の一角で、島根半島や雲南までも旅した気分にもなりますよ。

松江の旬を楽しめるキッチン・カフェエリア

キッチン・カフェエリアは、松江の旬の食材を使ったカップデリ(惣菜)やモーニング、ランチを楽しめるエリア。

テイクアウトできるカップデリはとてもおしゃれ!この日は油淋鶏・大山鶏のゆず照り焼き・いわしフライの3種類が並んでいました。

温かいご飯を入れてくれるサービスも行っていますよ。

カフェスペースでは、モーニングセットや日替わりランチ、デザートなどを提供。

ランチタイムの日替わりデリプレートは、ネコの形をしたライスに、メイン1品、野菜2品がワンプレート(みそ汁付き)になっています。

この日は境港の鮭のゆず照り焼きをメインに、島根産のかぶなどを使ったマリネとサラダ。みそ汁のみそも地元メーカーのものです。

ドリンクは、店員さんおすすめの「飯南町のお高いはちみつをしっかり使ったホットジンジャー」を注文。

熱々のホットジンジャーは、甘すぎず、しょうがっぽさも強すぎず、体が芯から温まっていく心地よさ。

ちなみに、マグカップは十数種類の中から好きなものを選ぶことができます。すべて一点ものです。

かわいいネコさんのデリプレート。おしゃれな蝶ネクタイも、もちろん食べられます!

野菜たっぷりなのもうれしいポイント。ボリュームは割と控えめなのでがっつり行きたい派はデザートなどを追加で注文するとよいかもしれません。

ひと昔前は田舎には何もないといわれがちでしたが、少なくとも自然がはぐくむ食材は豊富、ならば、それをもっと活かして知ってもらおう!

「えっなんか島根って、安全でおいしいもの多いところかも!」と感じることができる。そして「これ素敵!おいしい」感覚で松江市を体感できる、それが八百万マーケットです。

松江を訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。