松江市

【松江】レンタサイクルスポットと松江市のエリア

山陰の小京都と呼ばれる松江市は、松江城を中心にまとまったコンパクトシティー。自転車で市内散策を楽しむのにぴったりなサイズです。

今回はそんな松江市のレンタサイクルスポットとエリアをご紹介します。

松江市のレンタサイクルスポット

松江市で自転車が借りられる場所は、大きく分けると、JR松江駅周辺と一畑電鉄松江しんじ湖温泉の2か所。松江市観光協会のHPにもまとめられています。

JR松江駅近辺

JR松江駅周辺では、ニッポンレンタカー松江駅前営業所とJR駅レンタカー松江営業所で借りられます。どちらも駅から徒歩2~3分ほど。

駅から少し離れると、ホテルや近隣のサイクルショップでも借りられます。

ちなみに、JR松江駅から松江城までは約10分ほど(約2km)。お城に行く間に大橋川(宍道湖)を渡るため、普段、自転車で坂道を上る経験がない場合はややきつく感じるかもしれません。

松江大橋などはそれ自体が名所でもあるため、楽しめるメリットもあります。

一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅近辺

松江しんじ湖温泉駅はホーム内にレンタサイクルがあります。料金は普通自動車が1日300円、電動アシスト付き自動車が1日500円。受付はは駅窓口で行っています。

ちなみに一畑電鉄は自転車持ち込みもOK(1台310円)。松江しんじ湖温泉駅で自転車を借りて出雲大社に行き、松江観光と両方を楽しむこともできます。

宍道湖畔にも面しているので、湖畔散歩にも便利です。

自転車は松江しんじ湖温泉駅以外にも、近隣のホテルやサイクルショップで借りられます。

松江市のエリア

松江市中心部はいくつかのブロックに分かれており、それぞれに特徴があります。その特徴を知っておくと楽しみも倍増。自転車移動のトラブルも減らすことができます。

城東地区~松江城・塩見縄手・京店商店街

松江城を中心にした観光名所が多いのが、松江城、城東地区と呼ばれるエリア。そぞろ歩きにはぴったりなエリアです。

堀川遊覧船の運航コースでもあるため、お堀沿いを巡ると水の都松江を体感できます。

またお堀に沿うように京店商店街や茶町商店街があるので、ショッピングにも最適。商店街の南側には大橋川が広がり、宍道湖の景色や風を楽しむのも素敵です。

茶町商店街を西に抜けると、しんじ湖温泉に着きます。

塩見縄手は自転車道が整備されていますが、駐輪場がありません。塩見縄手の施設に立ち寄る場合は松江城内の駐輪場、松江地ビール館などに駐輪しておくのがおすすめです。

城西地区~松江しんじ湖温泉・月照寺・松江地ビール館

松江城の西側に広がる住宅地を中心にしたエリアが城西地区。

南端が松江しんじ湖温泉で、西側には月照寺や大雄寺など小泉八雲由来のお寺が点在しています。

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城山西通りという自転車道が整備された道が中心になっているため、比較的走りやすいのがメリット。

裏通りは静かで交通量も少なく、落ち着いた空気を味わえるうえ、お蕎麦屋さんなどもところどころに点在しています。

北東に進むと松江地ビール館があり、塩見縄手につながります。

参考:松江観光協会「水と歴史のまち城西

白潟、寺町地区

JR松江駅から北西に進んだエリアが白潟(しらかた)、寺町地区。

お寺が多い寺町に続き、海辺の商人町を思わせる白潟が広がるエリアです。大橋川(宍道湖)を挟んで対岸が、京店商店街、奥には松江城を臨めるエリアでもあります。

入口

川沿いに進んで行くと、夕日スポットでも有名な白潟公園や、県立美術館に到着。

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宍道湖に沈む絶景の夕日を見ることができます。

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参考:松江観光協会「白潟街歩き

以上3つのエリアをご紹介しました。

これらのエリアは徒歩でも楽しめますが、別のエリアに行こうとすると、ぐるっと松江レイクラインバスなどが必要に。バス移動の場合、待ち時間などで思わぬロスタイムができてしまうデメリットがあります。

「松江城周辺は絶対行きたいけど、夕日スポットもいいな、でも時間がどうかな・・。」そんな時は、ぜひレンタサイクルを検討してみてくださいね。