【松江】お寺で味わう出雲そば。月照寺の「そば祭り」を楽しむ
城下町の風情が残る松江市。冬の松江を訪れたならぜひ体験してみたいのが、歴史ある寺院 「月照寺」で開催される「そば祭り」です。
毎年2月11日の「出雲そばの日」に合わせて行われるこのイベントでは、出雲そば文化を広めたとされる松江藩初代藩主・松平直政公をしのび、そばを献上する「松江藩献そば式」が執り行われます。
境内では温かいそばの振る舞いや物販、ガイドツアーなどもあり、松江の食文化を楽しめる一日です。
歴史あるお寺で味わう一杯のそばは、冬の旅をより特別なものにしてくれるはず。今回は、松江の冬を彩るイベント「そば祭り」の見どころをご紹介します。
地酒と農産物の物販コーナー

2月半ばの月照寺は雪景色。お寺の入り口には地元酒造会社やJAのブースが並び、地酒と農産物の販売が行われていました。

お酒コーナーでは地酒を購入できるほか、1杯300円からお酒を楽しめます。今回出店していたのは李白酒造と米田酒造。どちらも明治創業の歴史ある蔵元です。

チケットも入り口で購入します。そば祭り参加料が1,000円、月照寺拝観料が500円です。

チケットを購入すると手土産をいただきました。中身は特製のそばちょこです。

2026年放送の朝ドラ「ばけばけ」にちなんだグッズがもらえる無料(イベント料に入っています)のガラポンコーナーがあり挑戦。

2等のミニタオルが当たりました!ちなみに、ハズレなしで1等は小泉八雲とセツのフレーム切手、3等は缶バッジでした。

奥へ進むと一面真っ白。実は松江市はいつも積雪があるというわけでもなく、キレイな雪景色を見られるのは、なかなか貴重な機会なんです。

敷地の広い直政公の廟は並ぶ灯篭も美しく、凍った池も静謐(せいひつ)という言葉がぴったりの佇まい。
最大の見どころ「松江藩献そば式」

松江藩献そば式は文字通り、おそばをお寺に献上する儀式。お坊さんが静かに入場され読経が響くという厳かなもの。
松江市長のあいさつがあるところなどから、「そば処松江なんだぞ」という気合も伝わってきます。
30分ほどで儀式は終了。その後はふるまいそばとふるまい酒をいただきます!
境内で味わうふるまいそば

お待ちかねのふるまいそば。
出雲そばの代表的な食べ方は「割子そば」と「釜揚げそば」。割子そばは朱塗りの器に入ったそばに、つゆや薬味をかけて味わいます。
釜揚げそばはゆでたそばをゆで汁ごといただく食べ方で、そばの香りや風味をより楽しめるのが特徴です。

冬はもちろん、熱々の釜揚げそば!ということで、ふるまいそばに出てくるそばも釜揚げ!
雪がのぞく地面にストーブと釜揚げそば!そば湯の香りがもうたまりませんね。
ここはやんちゃにすするのが1番!そば湯とそばつゆのいい塩梅の塩加減にだし加減。そこにちょっと色黒な出雲そばのしっかりとしたコシ。

こういうおいしさは、やはり「寒さ」があってこそ!決して寒いのが好きなわけでない筆者ですが、ご当地のごちそうはその土地の気候とセットになってこそ!を痛感できます。
この献そば式は実はまだ2回目という日が浅いもの。これからどんどん広まっていく?かどうかはお客さんにかかっています。ぜひあなたも参加してみてくださいね。
- 場所:月照寺
- 参加料:1,500円(月照寺拝観料500円込み)
- アクセス:ぐるっと松江レイクラインバス「月照寺前」下車
- Web:https://www.matsue.jp/2026/01/30/sobapr0211/