ご当地グルメは旅の楽しみのひとつ。最近は「知る人ぞ知る」地元グルメが注目されていますが、その代表が地元パン。
島根では出雲市にあるメーカー「なんぼうパン」の「バラパン」が有名です。バラの花の形をしたパンで、見かけのユニークさだけでなく、丁寧に作られたおいしさが愛される秘密。
今回は松江市内でバラパンが購入できるお店をご紹介します。
イオン松江ショッピングセンター
イオン松江ショッピングセンターはピンクの看板でお馴染みのショッピングモール。JR松江駅から東へ徒歩5分ほどの距離です。
バラパンは1階の食品売り場にあるパンコーナーに置いてあります。入口に近い手前、サービスカウンターの横です。
イオンでは、バラパン・抹茶バラパン・夕日バラパン・コーヒーバラパンの4種類を販売。
コーヒーバラパンは欠品中。手作りのため日によって入荷にばらつきが出てしまうとのこと。傾向としては休日に品が多く入るよう。
メーカーさんが直接納品に来られるので、朝イチにはまだ並んでいない可能性も大きいです。
- 営業時間:8:00~22:00(1階食品売り場)
- アクセス:JR松江駅南口から徒歩約5分
- Web:https://www.aeon.jp/sc/matsue
地元スーパー「みしまや」
みしまやは松江市内に複数店舗を展開する「地元の人なら誰でも知っているスーパー」です。
今回訪れたのは松江しんじ湖温泉から北へ徒歩5分ほどのところにある「みしまや中原店」。
パンコーナーのワゴンの中にバラパンがあります。置かれていたのはバラパンとコーヒーバラパン。
みしまやは店舗の大きさなどにより、置いているバラパンの種類が若干違うそうです。お店によっては「テレビで紹介!」というプレートが付いていたりもします。
どこの店舗でも分かりやすく置かれているのがバラパン。地元の人のご褒美アイテム感満載です
1個150円前後とデイリーユーズには高めですが、ご褒美としては低価格という値段にもプチ贅沢感が表れています。
- 営業時間:9:00~(営業終了は店舗により異なる)
- Web:https://www.mishimaya.com/stores/
島根ふるさと館内の「島根県物産観光館」
島根ふるさと館は松江城のすぐ東側にあるお土産販売店。その中に島根県物産観光館があります。
バラパンが置かれているのはレジ横。バラパンとコーヒーバラパンがあります。
ほかにもなんぼうパンのおすすめパンを購入可能です。日持ちがするので持てるだけいろいろ買っちゃおう!という気もしてきますね。
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:12/31、1/1
- アクセス:JR松江駅からぐるっと松江レイクラインバス「松江城大手前」下車、徒歩約1分
- Web:https://www.shimane-bussan.or.jp/sb/
パンはスフレのようにふかふか
パッケージはレトロな雰囲気が今風ですが、バラパンが作られたのは何と70年前。創業時のデザインが令和の今、一回転して再びオシャレになったのですね。
並べてみると、よりバラの花らしく華やかに。バラの花びらの間からクリームがのぞきます。
では1つカット・・・と思ったのですが、バラパンはかっちりしているように見えて実はスフレのようにふわふわ。
ナイフを入れると、生地がつぶれてしまうので、花びらをほどきながら食べる方が半分にしやすくなります
ふかふかな生地にクリームのバランスがちょうどよく、見た目はちょっと大ぶりなパンですが生地が軽いので1度に2個でも余裕で食べられそう。
コーヒーバラパンは、生地やクリームにコーヒーを混ぜ込んでいるとのこと。コーヒー色の生地に、クリームもしっかりコーヒーの香りがします。
抹茶バラパンと夕日バラパン。抹茶バラパンも生地とバタークリームに抹茶を使っていてしっかりお茶の香りと味がします。
夕日バラパンはきれいなオレンジ色でクセのない生地。パプリカ色素を使って夕日のオレンジ色を表現しているとのこと。
中にはバタークリームとオレンジマーマレードが入っていて、ちょうどいい酸味!
ちなみに、夕日バラパンのパッケージに描かれた灯台は出雲大社近くにある出雲日御碕(ひのみさき)灯台。
石造りの灯台としては日本一の高さという観光名所ですが、ここからの夕日が日本遺産に認定されたのを記念して作られたパンだそうです。
今回購入したもの以外には、和風バラパンや縁結びバラパンもあります。
どこでどんな種類に出逢うのかは運と縁。在庫がない可能性もゼロではありません。それはイヤだ~!‥という場合は、店舗に電話確認がおすすめ。
地域の人に愛されるには素材などの品質のよさ、そしておいしさがなくては続きません。スーパーのかごの中にその土地の「本当においしい」が隠されているかもしれませんよ。