松江城や宍道湖など見どころいっぱいの松江市。
あまり大きな町ではありませんが、駅から離れた観光スポットも多く複数のスポットを周ろうとすると移動が大変。
今回は、そんな松江観光に便利な「ぐるっと松江レイクラインバス」をご紹介します。
ぐるっと松江レイクラインバスとは?
ぐるっと松江レイクラインバスは、松江市が運行する観光周遊バス。
知らない街のバス路線はとてもわかりづらいことが多いものですが、レイクラインバスは観光地のみを周るバスのため、観光客にもとてもわかりやすいんです。
見た目は赤を主体としたボディー。ちょっとレトロな雰囲気が目印です。遠目にもわかりやすいですね。
ちなみに、「ちどり号」など名前がついており、窓枠フレームのカラーも、黄色、白、黄緑など複数存在しています。
複数回乗る場合は、カラーや車両名を意識してみると、より思い出深い体験ができますよ。
運行ルートは2コース
レイクラインバスのルートには、通常ルートと夕日鑑賞の2つのコースがあります。
通常ルートはJR松江駅から20分起きに出ており、松江城や塩見縄手のほか、県立美術館などの観光スポットを経由して、再び松江駅に戻るルートになっています。
夕日鑑賞コースは日没に合わせて運行しており、通常ルートのバス停(一部異なる)+夕日スポットとして有名な夕日公園などにも立ち寄るコースです。
レイクラインバス1日乗車券がお得
レイクラインバスの運賃は1回乗車210円。1日3回以上乗るなら、レイクラインバス1日乗車券(520円)の購入がお得です。
朝は松江城に行って、午後はカラコロ工房に行き、美術館で夕日を見たいという場合、1日乗車券を買えば、レイクラインバスで好きなときに移動ができます。
また、1日乗車券を観光施設や商店街で提示するとお得な特典や割引も受けられます。
- 料金:520円
- 販売場所:車内や各ホテルなど)
1日乗車券のほかにも、レイクラインバスと松江市営バスの全路線が乗り放題になる「松江乗手形」という共通2日乗車券があります。
八重垣神社や、大根島由志園など松江市郊外で行きたい場所がある場合はよりお得で便利です。
車内もレトロで観光気分アップ
レイクラインバスは、見た目だけでなく車内もレトロな木の造り。金色の支柱と木製の壁がシックな雰囲気を出しています。
シートには松江市章「椿」の刺繍が入っており、レトロかわいいです。
レイクラインパンフレットも置かれています。運賃や時刻、施設の乗車割引特典が明記されているので、1つもらってしっかり熟読しておきましょう。
ちなみに、レイクラインバスは1台だけ縁結びシートが存在する車両もあります。運よくめぐりあえたら、運転手さんにその旨告げるとプレゼントがいただけるようです。
残念ながら今回は縁結びシートはありませんでした。
松江市は国宝松江城だけでなく、自然や観光地に恵まれた街。ぐるっと松江レイクラインバスで、自分だけの素敵な時間や場所の思い出を作ってくださいね。