松江市観光で外せないのが、美肌の湯で有名な玉造温泉。その歴史はなんと奈良時代にまでさかのぼり、日本最古クラスの美肌の湯とも言われています。
また玉造は名前の通り、勾玉の元になるめのうの産地でもあり、勾玉を作っていた場所。縁結びスポットも数多く存在し、女性観光客に人気の観光地です。
今回はそんな玉造温泉の縁結びや美肌、パワースポットをご紹介します。
玉造温泉ってどうやって行くの?
まずは玉造温泉への行き方。玉造温泉は松江市中心部にあるJR松江駅から電車で10分ほど。温泉街へはJR玉造温泉駅からさらにタクシーで5分ほどの距離です。
また、JR玉造温泉駅からは、玉造温泉街行きのバス(一畑バス /玉造線 )も運行しています。
玉造温泉駅入り口のバス停は駅から北へ100mほど行ったところにあります。やや分かりにくいので注意!
ちなみに、JR松江駅から玉造温泉中心街に直接着くバス(一畑バス/玉造線)もあります。このバスは松江城のすぐそばにある「県庁前」「県民会館前」からも乗車OK。
時間やお財布に合わせて電車やバスを使い分けるといいですね。
電車利用の場合
- JR松江駅→JR玉造温泉駅:JRで約10分/200円
- JR玉造温泉駅→玉造温泉街:タクシー約5分/1,100円、バス約10分/160円
バス利用の場合
- JR松江駅→玉造温泉バス停:約30分/530円
※一畑バスはSuicaやICOCAなど電子マネーが幅広く使えます。
願いが叶う玉作湯神社(たまつくりゆ)神社
玉作湯神社は、勾玉作りの神様と温泉守護の神様が祭られている神社。
願い石という石があり、触るとご利益があると言われています。また社務所で「叶い石」を買って、願い石にあてると願い石の力を分けていただくこともできるんです。
神社の鳥居横に社務所があり、好きな叶い石を選ぶことができます。石の色や形はさまざま。ここですでに「ご縁」が決まっているようです。
とっても立派な本殿。お参りも忘れずに。
願い石にはとてもきれいな水が流れており、ここで叶い石を清めた後、叶い石を願い石にあてて、心の中でお願い事を唱えます。
ちなみに、筆者の石はダークグリーンでした。社務所の方によると「石の色や形に意味はない」とのこと。自分で意味づけをするといいかもしれません。
恋が叶う!?恋叶い橋(宮橋)
玉作湯神社の正面には、朱塗りのきれいな橋があります。この橋に神社の鳥居を入れた写真を撮ると恋愛成就すると言われています。
自撮りもいいですが、今回は待ち受けっぽく撮ってみました。
下を流れる玉湯川もとってもきれい。きれいな水と空気にストレスが溶けていくようですね。
恋を呼ぶ恋来井戸(こいのくるいど)
恋叶い橋を渡って、まっすぐ進むと不思議な井戸があります。川にエサ(100円)を投げて鯉が寄ってくれば恋が叶う、というスポットです。
ちなみに、今回は先客がいたためか、すでにたくさんの鯉がいました。恋は他力本願?!
美肌水をテイクアウトできる湯薬師広場(たらい湯)
湯薬師広場は、天然温泉の源泉が湧き出す美肌スポット。
源泉は自由に持ち帰りOK。ボトルに汲んで化粧水としても使用できます。お土産にもいいですね。
湯ったり癒しの足湯
散策で疲れたら川の中の自然足湯で湯ったりと。
小ぶりな足湯と、広い足湯の2か所あり、川のせせらぎとのどかな風景を眺めながら天然の美肌の湯を楽しめます。湯ったりしすぎて足のぼせにはご注意を。
日帰り温泉「玉造温泉ゆ~ゆ」
玉造温泉は古来より「1度入れば美肌、2度入れば万能に効き、効能がなかったことはない」と言われ、この地で親しまれてきました。
玉造温泉ゆ~ゆはそんな美肌の湯を日帰りで楽しめる温泉施設。勾玉型の形をした建物が特徴で、内湯や露天風呂のほか、露天型の打たせ湯もあります。
つるすべ肌はもちろん、こりほぐしができるのはとってもありがたいですね。
- 料金:大人500円
- 営業時間:10:00~21:00(入浴最終受付時間は20:20まで)
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
玉造温泉は松江城観光のついでにすぐ立ち寄れる場所。ご利益や温泉を気軽に楽しめるスポットです。松江を訪れたらぜひ玉造温泉にも足を運んでみてください。