クリスマスの楽しみの1つといえばイルミネーション。クリスマスシーズンに旅するなら、その土地のイルミネーションに出逢いたいものですよね。
松江市にも本格的なものから気軽に見られるものまで、いろいろなイルミネーションがあるんですよ。
今回は松江市内のイルミネーションをご紹介します。
松江テルサの巨大ツリーイルミネーション
まずJR松江駅北口を出た時に見られるのが松江テルサのイルミネーション。ビル入り口の壁全面に巨大なツリーが輝きます。
遠目で見ても真下から見ても美しく迫力があり、クリスマスシーズンを盛り上げてくれます。
松江テルサは会議室や文化教室などを行う複合ビルで、観光用というよりは市民のための建物。
1階のフロアには時刻表なども置かれており、ちょっとした休憩には便利なスペースです。外よりもフロアからの方がイルミネーションがより美しく見えます。
そしてこのフロアにはちょっとおもしろいい仕掛けがあるんです( *´艸`)
ヒントはこの不思議な宇宙船的なもの。クリスマスワールドには少し違和感もありますよね。
この謎が分かるのは時刻が変わったとき。そう、この宇宙船のようなもの、実は時報なんです。
0分になるとこのロケットが下がり、音楽と共にロケットの隙間がオープン。からくり人形が回り始めます。
からくり人形がクリスマスツリーイルミネーションととってもマッチしていますね!
約5分ほどのミュージック&ダンスタイム、この仕掛けはイルミネーションと関係なく、通年動いています。
ちょうどいい時刻に通りかかった場合は、中を覗いてみるといいかもしれません(時報の流れる時刻は午前10時~午後8時までとなっています)。
マジックアワーとコラボ!島根県立美術館のイルミネーション
JR松江駅の西に位置する島根県立美術館。宍道湖の夕日鑑賞スポットとして知られていますが、12月には湖側の窓にイルミネーションが施され、師走のムード満載になるのです。
この時期は日没の勢いが早く感じられるシーズン。陽が落ちてきたなという時刻から窓の外を眺めると、マジックアワーとイルミネーションのコラボがスタート!
雫のようなイルミネーショ越しに、宍道湖の日没、そして行きかう人々の姿がさながら絵画のよう。
外に出ると美しく照らされた美術館を見ることができます。寒いので防寒対策はしっかりと!
点灯時刻は美術館閉館まで。クリスマスシーズンは冬至の時期でもあり、日没時刻は早め。日没から閉館まで1時間以上の時間があるため、夕方に絵画鑑賞、その後、イルミネーションと夕日を眺めるなんていう方法もおすすめ。
公式サイトのトップに日没時刻と閉館時刻が大きく明記されているので、参考にしてください。
冬の山陰は天気が悪いことも多いので、天気予報はしっかり確認してくださいね。
本格的なイルミネーションなら日本庭園「由志園」
松江市郊外にある大根島の日本庭園「由志園」では、庭園を利用した圧巻のイルミネーションを見ることができます。
ただライトアップが施されているだけではなく、ミストを使った動きなど庭園を活かした仕掛けの数々は圧巻。
JR松江駅南口から無料シャトルバスが出ているので(期間限定)、気軽にリーズナブルに訪れることができます。
花も電車も楽しめる松江フォーゲルパーク
JR松江駅から少し足を延ばすと対岸のしんじ湖温泉に。しんじ湖温泉駅から一畑電車に乗って10分ほどの場所に、花と鳥との出会いが楽しめる松江フォーゲルパークがあります。
華やかなベゴニアたちとチャーミングな姿を見せてくれる鳥たち。夜になるとそれらがライトアップされ、クリスマスらしい姿に変身!
普段は夜間営業されていないため、夜の鳥さんたちを見る貴重な機会でもあります。イルミネーションと鳥、なかなか出会えない組み合わせ!
(※2022年は特別イベント開催中のため、通常のイルミネーションは行われていません)
松江城近くで見られるイルミネーション
松江城近くにある京店商店街も12月はクリスマスの雰囲気。
京橋のたもとからは、川沿いにある珈琲館とライトアップしたカラコロ工房を同時に見ることができ、師走の夜の気分を上げてくれます。
気軽に見られるものから、足を延ばして見る本格的なものまで、松江市のイルミネーションは、いろいろなところできらめいています。
12月の輝きを素敵な思い出にしてくださいね。