松江市

【松江】住宅地にある隠れ家風カフェ「山里の香りここな黒田店」

松江しんじ湖温泉と、松江地ビール館や堀川遊覧船乗場をつなぐ幹線道路「城山西通り」。

観光地同士をつなぐ道路であり、近くにはお蕎麦屋さんや神社仏閣もありますが、通りがある黒田町は、ドラッグストアなどが並ぶ地方の便利な住宅地といった雰囲気。

実は「黒田セリ」というご当地野菜を作っていた場所なんです。

そんな黒田町には隠れ家といってもいいお食事処&カフェがあります。それが「山里の香りここな黒田店」。

場所は幹線道路の近くであり、物理的にはあまり隠れていませんが、お店の雰囲気とメニューはとっても隠れ家風。

モーニング、ランチ、スイーツにディナーとどの時間でも楽しめるお店ですが、今回はディナーをいただいてきました。

ここな黒田店は、「ドラッグストアウエルネス黒田店」「シャンブル」などの幹線道路に並ぶ大きなショップの西側にあります。

昼間なら見通しが良い場所ですが、夜間になると幹線道路脇以外は何かを見つけにくい場所。

そのため日が暮れてから堀川遊覧船を下車したり、松江しんじ湖温泉方面に歩いて行ったりというときにあらかじめ知っておくととっても重宝なお店なんです。

城山西通りから西に入って橋を渡り、東側からは「ひらぎの保育所」西側からは「龍雲寺入口」という看板が目印。

ランチタイムは地元のお客さんでにぎわっていますが、ディナー時は人がおらず。貸し切り状態です。

お店の中は両端に広く、引き戸付きのテーブル席にお座敷と静かで落ち着く空間が広がります。

今回はテーブル席に。夜なので分かりませんが、横に小さな川が流れています。

幹線道路の灯りを見るのも、また一興。

メニューを見ると、モーニング・ランチ・ディナーの各時間帯にしかいただけないもののほかに、創作プレートという昼以降はいつでも注文可能なメニューがあります。

ほかにも和風御膳や創作ハンバーグ、オムライス、カレーなどメニューが豊富です。今回はお手頃価格の創作プレート、デザート&ドリンク付きに。

メニューにはコーヒーとありますが、紅茶もあり、レモン、ミルク、ストレートと選ぶことができます。今回はレモンティーをセレクト。

ちなみに、プレートの内容は黒板に書かれています。本日はチキンタツタと白身魚のピカタ。ダブルメインに心がときめきます。

しばらく待っていると創作プレートがきました!とっても細かいお仕事がお皿の上に並びます。

小皿には大根の煮つけ風とおそうめん。盛り付けもとっても手が込んでいます。

白身魚の薬味だれもおいしいこと。その隣にはキャベツの千切りサラダ。この小さなサイズにパスタ風のサラダも添えられているのが嬉しいです。

ちなみに、こちらは同行者セレクトのハンバーグ付き和風オムライス。一品モノでもそっけなさはなく、とても丁寧なオムライスです。定食のような副菜がとっても素敵。

松江の夜を適当な食事で終えるか、こういったお店で贅沢な味と空間を楽しむか、雲泥の差ができちゃいそう。

ダブルメインだと量が多そうですが、一品一品が少なめなのでその心配はなし。またここな黒田店では食べきれなければ持ち帰りを作ってくれるんです。

1度に食べられない場合は、ホテルで夜食にするのもよさそう!

メインプレートを楽しんだあとはお待ちかねのデザートタイム。

デザートはアイスクリーム、パインの生クリーム添え、抹茶ケーキと嬉し過ぎる3種類。そして、このお皿も赤いソースで素敵にデザインされています。

レジの横にはかわいいアクセサリーなどがいっぱい。お土産にもおすすめです。

旅の楽しみは自分でいろいろなものを見つけること。でも予備知識がないと出会えないものもたくさん。松江のおいしいもの、いろいろ見つけてくださいね。