松江市

【松江】日本庭園と光の饗宴「由志園ライトアップイルミネーション」

松江市郊外の大根島にある「由志園」では、年間を通してさまざまなイベントが開催されますが、なかでも秋冬のイベントとして見逃せないのが「ライトアップイルミネーション」。

夜の由志園で夜間ライトアップが行われ、日本庭園を活かした幻想的な世界が繰り広げられるのです。

今回は2021年秋冬のライトアップイルミネーションをご紹介します。

アクセスは無料シャトルバスが便利

松江市郊外にある大根島に行くには松江市営バスに乗る必要があります。しかし夜間帯には市バスの運行は終了。

ですが、11月~1月のイルミネーション開催期間は、土日祝日とクリスマスイブ&当日に、JR松江駅から無料シャトルバスが運行されます。

無料シャトルバスはJR松江駅南口から出発。メインの出口が北口なので裏手に出るような感じです。

乗降口は松江ユニバーサルホテルの真横。目印も何もないですが、待っていると観光用の大型バスがやってきます。

本数は1日3便(16:00発/17:20発/18:40発)。由志園までは松江駅から約30分です。

由志園ではフラワーステーションというところに到着。同じ場所から帰りのバスも出ます。

早目に着いて夕暮れ時の庭園を散策

16:00発の無料シャトルバスが由志園に到着するのは16:30。外は明るくイルミネーション開始にはまだ時間がありますが、部分的にライトがついているところもあります。

夕暮れ時に照らされた真っ赤なモミジは、青空の下で見るのとは違う美しさ。

秋の陽はつるべ落としといって、すぐに陽が沈んでしまいますが、日没までの景色の美しさが味わえるのが、イルミネーション前の醍醐味。

早目に着くと、入り口の混雑を回避できるメリットもあります。

そして17:00。いよいよイルミネーション点灯です!園内を歩くスタッフが「点灯しますので、もう1周してご覧ください」と声を掛けてくださいました。

日本庭園に煌めく黄金の国ジパング

由志園のイルミネーションの特徴はただのライトアップだけではなく、コンセプトに基づいた演出であるということ。

例年「黄金の国ジパング」をテーマにさまざまな演出が繰り広げられますが、2021年は島根県立美術館とコラボした葛飾北斎の世界がテーマです。

まずは足元に広がるプロジェクションマッピング。雪など意匠が立体的に流れゆき、まさに幻想の異次元空間!

メインの池に広がるのは、池の中からライトアップされた日本庭園の世界。

ミストが噴き出し、そのミストが消えゆくとともに、奥の木々がさまざまな色に染められていきます。この移り行く景色の演出が由志園イルミネーションの大きな特徴。

巨大な日本庭園でなくてはできない世界が味わえるのです。

デジタル竹林や、

目もくらむ明るさの黄金ロード「瑞穂イルミの棚田」も見逃せません。まさに夢の国、日本という国はこんなにも美しい。

そして今回の目玉である葛飾北斎「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」。

波の向こうに富士山がのぞく有名な絵画で、高さ26m、幅5mの巨大なイルミネーションです。

しかも波は動き、富士山には徐々に雪が積もっていくというダイナミックな動きがあり、浮世絵の世界をさらに進化させています。

小型展望台からは富士山を一望。

富士山の下には美しいオブジェが。BGMのカノンを聴きながら、夢とうつつの間で心ゆらゆら。

赤い橋では7色に変化する美しい木々のライトアップ。色の移り変わりと同時に「瑠璃色、桜色」といったアナウンスが流れます。

ほかにも「和傘の灯り」や「万華鏡イルミ八角ミスト」「アメジストの森」など見どころ満載。

11月、12月、1月と趣向を変えてさまざまなライトアップイルミネーションを楽しめます。

秋冬の夜長に、由志園で素敵な時間を過ごしてみませんか。