2020年７月、ドリンクやスイーツなど、旬の松江産品を楽しめるテイクアウトカフェ「Matsue Chatté（マツエ チャッテ）」が松江市内にオープンしました。
堀川遊覧船大手前乗船場横に併設されており、スイーツ片手にお城周辺を散歩したり、ドリンクを船に持ち込んで楽しむことができるんです。
もちろん、ただカフェとして利用しながら、船を眺めることもできます。船に乗るだけでなく、自分だけの特別な時間を持てるんです。
そんなMatsue Chatté、さっそく体験です!
一服で済ますにはもったいない素材たち
堀川遊覧船大手前乗船場があるのは、松江城正門の西側。Matsue Chattéは同じ建物内に併設されています。
堀川遊覧船（ぐるっと松江堀川めぐり）ののぼりと、Matsue Chattéの黄緑色の看板が目印です。
大手前乗船場にはレイクラインバス乗り場もありますが、Matsue Chattéはバス乗り場から見ると待合室の裏側になり、ちょっと見つけにくいかもしれません。
乗船場待合室のお隣、お城側を目指すとわかりやすいです。
ちなみにお店の裏には、古城印が買えるイケメン柄自販機があります。
声も出るので試してみるのもグッド。
カフェはとってもこじんまりした空間ですが、新しくとてもきれい。
「ご縁玉メロンソーダ」などメニューも盛りだくさん。
ラテ茶碗などのかわいいお土産品も置かれています。ワクワクなものとメニューで、テンションが上がります！
Matsue Chattéの特徴はメニューの多さもありますが、基本的に地元食材を使っていること。
「ご縁玉メロンソーダ」のご縁玉とは、島根県産メロン「ゴールデンパール」のことなんです。島根だけで作られ、しかも島根でも数が少ないゴールデンパール。
そのメロンがここMatsue Chattéではおしげもなくスイーツにされているんです。
いち押しはど～んとでっかい松江城ホリデー
たくさんあるメニューのなかでもいち押しは、ど～んとでっかくてとてもゴージャスな「松江城ホリデー」。
松江城の形をしているようかんに、お店のマークが入った最中、カラフルな白玉に、抹茶アイス、そしてクリームとてんこ盛り。
その下には抹茶かき氷がたっぷり入っています。
抹茶かき氷というと、抹茶風味というものも珍しくはないですが、Matsue Chattéのホリデーは、地元のお茶屋さん加島茶舗のお茶を使った「まさにお茶処」といった味わい。
冷たい氷に緑茶の苦みがしっかりとあり、汗もどんどんひいていきます。
暑い日は甘さがくどく感じることもありますが、松江城ホリデーはグリーンティーを飲んでいる感じなので、口当たりがさわやかで猛暑にぴったり。
甘さが恋しいときは、クリームやアイスを口にすればベストバランスです。
ちなみに、松江城ホリデーは通常版と、期間限定の季節の食材版の２種類あります。
この夏は、果肉やシロップにご縁玉をたっぷり100g盛り込んだメロンホリデーが登場しました。
メロンホリデーは残念ながらお盆明けに終了。次の限定食材は何と「チェリートマト」だそうです。
松江市内の農園で作られている甘いトマト・・が、どんな形で登場するのか、それは、まだショップの方も考え中！とのこと（笑）
冬にはさつまいも「紅ほっぺ」が登場するようです。
新しいお店なので、「こんな感じの食べたい！」といえば、ホリデーとして採用されるかも?!
乗船専用ドリンクかごの貸出もあり
堀川遊覧船に持ち込めるのは、「ドリンク」と記載があるものだけ。乗船の際は ドリンクを運ぶかわいいボックスを貸していただけます。
また、店内はガラス張りの窓なので、船を眺めながらいただくこともできますよ。
お茶好きなら、通常版ホリデー、フルーツ好きなら期間限定ホリデー・・ですが、どっちも好きな場合や苦手な場合でも、気軽に飲めるメニューがたくさん。
しかもドリンクにも、ご当地食材が使われているので、「仕方なく別のモノ」というネガティブ選択にもなりません。
観光で楽しみなことは、現地でしか味わえない素敵な時間を持つこと。
ご当地でしか味わえない、おいしいスイーツを待ち時間に味わえるのは最高のひと時。
こじんまりしたお店は、まさに「ひとり旅」向き。お城観光中にちょっと一息もよし、遊覧船乗ろうかなでもよし。
ちょっとした時間も贅沢にしてくれる、それがMatsue Chatté（漢字で書くと「松江茶亭」）。いっぷくいかがでしょうか(*´▽｀*)
