松江市

【松江】カラフルなダリアが輝く由志園「池泉天竺牡丹」

秋の景色といえば赤や黄色が鮮やかな紅葉。カラフルな中にも落ち着きが感じられ、冬近しといった気分が増す色合いです。

しかしそんな時期に、とってもカラフルなダリアたちを見ることができる場所が松江市にあります。

それが日本庭園由志園。春は牡丹、秋は紅葉、冬はイルミネーションなど1年を通してイベントが目白押しの庭園ですが、秋の見どころの1つが、池一面に天竺牡丹の花が浮かぶ「池泉天竺牡丹」。

天竺牡丹とはダリアのこと、秋の青空に華やかな色が映えるイベントなんです。

行楽気分高まる大根島

由志園のある大根島(八束町)へは松江市営バス(八束町行き)を利用します。

冬のイルミネーションや、牡丹が美しいGWの時期はJR松江駅南口から直通無料シャトルバスも運行。時期により入場料も違うため、公式サイトで確認しておくといいですね。

由志園へはバス停から徒歩5分強ほど。広々とした大根島は落ち着いた町の雰囲気が漂う松江城周辺とはまた趣が異なり、ちょっとした遠足気分に。

由志園に入ると「えまみくじ」なるものがありました。200円でおみくじを引き、横のボードに奉納できるよう。

さっそく引いてみると、とってもチャーミングな真ん丸出雲ぜんざい。パネルを見てみるとぜんざいは「現在を楽しむこと」となっています。

おみくじの中身によって、現在・過去・未来と焦点が変わるんですね。

おみくじの中にはおまもりと「特典」もついており、由志園ではポストカードがもらえるとのこと。

チケット購入入口で見せると、中の事務所でしまねっこのハガキをいただけました。

色とりどりの日本庭園

入口を抜けると、そこは一面の天竺牡丹!

天竺牡丹(ダリア)は開花時期が幅広い花ですが、実は牡丹と違って大根島の特産品ではありません。

では、この花はどこから来ているのか?

実は松江市の姉妹都市である、兵庫県宝塚市が産地。園芸が好きな方ならお分かりかと思いますが、花の苗を育てようとすると、花を咲かせる前に切らなくてはいけません。

つまり、由志園では春の牡丹も秋のダリアも捨てられる花を利用してイベントを行っているんです。

それにしても色合いの実に美しいこと。牡丹に似ていることから天竺牡丹という名があるようですが、牡丹より小さくまた色の種類が豊富。

一輪の中にあるグラデーションも独特です。

どことなく異国の鮮やかさを感じるところが、まさに天竺。

全体を見ても圧巻ですが、個々の花もまた美しい。濃い赤も淡いピンクも青空に映え、目移りしてしまいます。

朝一に行くと花が生き生きとして、より美しさを堪能できます。

本物を育てり見たりしたければ、宝塚市が待っているというのも、ロマンチックなお話ですね(*´▽`*)

奥へ進むと正統派の日本庭園が現れます。ダリアの鮮やかさに目を奪われた分、緑と色づき始めた紅葉の微妙な色合いがとても新鮮。

庭園の奥にはミストが噴き出すエリアもあり、モミジの赤や緑と霧のコラボはちょっと非日常的でエキゾチックな雰囲気。

庭園の奥から池を臨むと、わずかに華やかなダリアが見えるのもまた別の美しさがあります。

また、併設しているカフェからは庭園の池泉を一望。コーヒーやケーキセットなどメニューも多く、ちょっと休憩にもおすすめです。

日本庭園というと枯山水的なイメージがありますが、由志園の特徴はそういった自然を活かしながら、想像の上をいく景色が見られるイベントが行われるところ。

またイベントの背景にあるものが、特産品や姉妹都市など松江市ならではというのも大きな特徴です。松江市の豊かさを存分に味わってくださいね。