松江市を代表する観光名所「宍道湖」。
特に宍道湖に沈む夕日は世界一の美しさとも言われ、見逃せない風景です。
そんな宍道湖の湖畔にかわいいオープンカフェが登場。自分だけの素敵な「夕日鑑賞タイム」を味わうことができるんです。
“夕日がきれいな日“だけオープン
カフェがあるのは、宍道湖南側にある夕日鑑賞スポット「岸公園」。国道9号線のそばにあります。
この辺りの湖岸は西から嫁が島夕日公園、岸公園、そして島根県立美術館の庭と夕日鑑賞ポイントが並んでいるんです。
湖岸から少し離れた陸地にあるカフェの名前は「宍道湖サンセットカフェ」。
といってもイートインスペースはなく、ドリンクを販売しているだけ。
ステンドグラスをはめたようなかわいい小屋でドリンクをいただき、屋外で飲みながら夕日を楽しむことができるんです。
小屋が2つ並んでいますが、1つは事務所で湖岸に近い方が店舗。
オープン日は「不定休」となっていて、夕日のきれいなときにのみ出逢えるカフェとのこと。
何だか神秘的!どうしても行きたいときには、松江市観光協会の夕日指数をチェック。100に近ければお店が開いている可能性大です!
宍道湖サンセットカフェはとてもこじんまりしていますが、メニューは充実。
夕日鑑賞専用カフェということもあり、夕日に似合うコーヒーなど、ドリンクはオリジナルなものばかりで、迷ってしまいます(*^^*)
今回は「登場した(2020年9月現在)ばかり」というマジックアワーレモネードを注文。何だかカクテルみたいな名前(*^^*)
そして現物もカクテルみたい!このドリンクは夕日が沈んだあとの、宍道湖のピンクパープルな空の色を表現したものだそう。
そうそう、夕日が沈んだあとの夜と夕方の中間みたいな空って、とてもきれいなんですよね。
ドリンク片手に、湖面に広がる薄いピンク色をした夜の帳を想像してみます。
実はこの日は前日に台風通過、とても風が強く潮位も高いため、湖岸からは少し離れた位置で夕日見物。
好きな場所で、好きなように夕日を楽しめるのがオープンスペースの魅力。
「しっかりかき混ぜてくださいね」というドリンクは、割と甘めのテイストです。
ドリンクを買う人、ランニングをする人などの気配を感じながら、風に吹かれて夕日鑑賞。
惜しくも日没直前に雲が出たため、圧巻の夕日ではなかったものの、日没後はドリンクのようなパープルスカイ。
そして、日没と同時に閉店したカフェはライトアップ。
童話の世界に紛れ込んだような不思議な時間が味わえました。まさにマジックアワー!
- 営業日:不定休(基本的に夕日の出ているときに営業)
- 営業時間:17時~日没時刻
- アクセス:JR松江駅からぐるっと松江レイクラインバス「県立美術館前」から徒歩1分
- Web:Instagram