松江市

【松江】山陰のモノ・コトがそろう「TONOMACHI63」&「おせわさん」

山陰文化の特徴の1つは「本を愛する」ということ。

そのため、山陰では誰でも知っている地元の本屋さんがいくつかあります。その筆頭が鳥取県米子市に本社を置く「今井書店」。

山陰人でこの屋号を知らない人はいない、地域にとっても愛されている書店です。

その今井書店の本店が松江市にあります。「TONOMACHI63(トノマチロクサン)」というお店です。

入口の店構えに名店の趣を感じます。

このTONOMACHI63は、いわゆる普通の書店とはちょっと違う本屋さん、今回観光名所としておすすめするのも、そういった理由なんです。

中に入るとそこには大きなビジョンが。島根の美しい風景が流れています。照明もとても落ち着いたトーンで本屋さんとは思えない雰囲気。

なかでも目を引くのが古代出雲大社の復元模型。本物の1/25の大きさで総檜造りの立派なお社です。

書店にこういった作品があること自体、書店が町の人に愛され、本屋さんも街づくりに大きく貢献している証といえます。

砂の波紋もとてもきれいで、すごく丁寧な造りにうっとりです。撮影OKの模型なので、しっかり写真に収めましょ♪

棚には島根や山陰に関する書籍がズラリ。山陰にちなんだ写真集や、松江で欠かせない怪談などもあります。

歴史の本など行先にちなんで買うと後々まで素敵な思い出が続きそう。

本の良さは思わぬ切り口を提示してくれるところ。本の題名を見て、視野が開けたりおもしろさが広がることありますよね。

TONOMACHI63は、山陰にちなんだおもしろさをたくさん発見して、思い出を増やすことができるそんな書店です。

ワークショップやマルシェなどさまざまなイベントも時折行われているので、そんな出会いもあるかもしれませんよ。

かわいい山陰オリジナル雑貨も

TONOMACHI63は、書籍以外にも素敵な雑貨が見つかるのも嬉しいところ。

島根の窯元のエッグベーカーなど、日常生活では見つけにくいかわいいデザインの雑貨がたくさんそろっています(*´▽`*)

おつまみ研究所という団体が作った「山陰のおいしい味」も。

名前のとおりお酒に合う塩系が多い感じ。魚類もたくさんあるので、おやつによし、お土産にも喜ばれそうなサイズ感です。

ちなみに、おつまみ研究所は松江城の東側にある島根観光物産館のさらに東側に店舗があります。

今井書店オリジナルのキャラクター「シマトリさん」のグッズも。名前のとおり「島根と鳥取」のミックスちゃんです。

ここならでは、またここにしかないお土産や、山陰の顔がたくさん見られるのがTONOMACHI63の嬉しいところです。

アクティビティのマッチングスポット「おせわさん」

TONOMACHI63の2階には「おせわさんセンター」があります。松江で体験できるアクティビティの紹介(マッチング)を行っているスポットです。

その名前の通り「世話焼き」さん、我こそは松江文化を紹介できる!という自称つわもの?が登録しており、そういった方たちに出逢えます。

気ままに旅したいけど味気ないのはつまらない、いろいろな出会いがあるといいなという人にぴったり。

旅に出るとあちこちで同じお土産ばかりを見かけ、むしろスーパーなどに行く方がその土地らしさがあったなんてことありますよね。

TONOMACHI63やおせわさんは、そんな松江らしさ、山陰らしい空気を体験して持ち帰る場所。

松江城と京店商店街をつなぐ殿町エリアを気ままに歩いて、松江の空気をいっぱい吸い込んでくださいね。